リンパ浮腫教育支援センターの活動について

 当学園では、1995年よりリンパ浮腫治療の普及活動を開始して以来、一貫して患者さんに寄り添い、質の高い複合的理学療法の専門セラピスト育成に取り組んでまいりましたが、この年月に培った経験を礎に「治療・教育・支援」を三位一体として、より精鋭を統合し、2019年に「リンパ浮腫教育支援センター」を開設いたしました。

 「リンパ浮腫教育支援センター」は、リンパ浮腫治療の教育と支援体制を一層拡充させるために、以下の活動に取り組んでいます。

 

 

1.教育支援
   NPO法人日本医療リンパドレナージ協会などのリンパ浮腫治療の専門セラピスト育成機関における技術協力および支援を行っています。併せて「東京衛生学園附属はりきゅうマッサージ治療室 リンパ浮腫施術部門」と密に連携を取りながら、リンパ浮腫に関わるセラピストの方々への技術支援なども行います。

2.普及活動支援
   大学附属病院・看護大学・研究所・その他医療機関や患者会等においてのリンパ浮腫および治療とケアに関する普及活動に協力しています。

3.開発研究活動
   専門分野で活躍される医師・医療従事者・患者さんのご協力により、リンパ浮腫の保存的治療法である複合的理学療法の効果の検証および医学的診断に基づいた安全でより効果的な治療構成の確立、治療用物品の開発などに取り組んでいます。

 旧「学校法人後藤学園附属リンパ浮腫研究所」の業務は、当センター管轄として引き継いでおります。

 今後もこれまでの活動及び国内外でのネットワークを拡充させ、患者さんが安心して治療を受けられる環境づくりを目指して努めてまいります。

 

 

学校法人衛生学園附属リンパ浮腫教育支援センター

 

 

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